租税法を駆使して節税するAppleはかっこ悪い

iPad(1,2,3), iPhone(4S,5), MacBook Pro, Apple TV、、、ここ数年でApple製品をたくさん買いました。またアプリ、映画レンタルでも結構お金を使っています。このように僕が日本でAppleに使ったお金は、いろいろ巡ってアイルランドに設立されたAppleの子会社(無限責任会社)の利益になっているようです。

アイルランドの無限責任会社は収支報告所を公表する義務はなく、これまでその詳細は厚いベールに隠されていました。しかしフランスの税務調査の結果、この3年間で740億ドル(7.4兆円)の利益を得ていたにもかかわらず、支払った税金は1,500億円だったことが明らかになりました。

アイルランドの抜け道的な税法を利用して節税していたことが白日の下に晒されてしまいました。節税自体が悪いことではないですが、せめて利益を上げた国で納税する、そのくらいの秩序をもった経営をして欲しいものです。

違法ではないにしても、こんな方法で節税するAppleはかっこ悪いですね。