ソニーの決算報告から見るiPhone販売の現状と将来

ソニーは29日に2016年3月期の第3四半期決算の報告会を開催しています。ソニーはAppleからiPhoneのカメラ用のセンサー(下の写真で四角の部品)を受注している企業です。同社の業績の一部がiPhoneに支えられていると言っても過言ではありません。

そのソニーのCFOが以下のような発言をしています。

秋口以降、顧客の需要が減少。スマホの成長がハイエンドで減少、特に主要顧客向けが減った。主要顧客向け専用ラインの入れ替え問題もあり、大きく出る。来年第一四半期には回復する。しかし、増産計画は見直す。月産87000万枚の計画は、外注部分を中心に見直し。

— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016, 1月 29

また同時に下のようなグラフを示しています。

ここのところの推移 pic.twitter.com/FTQXgN2CER

— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016, 1月 29

ソニーのイメージセンサー部門の業績推移は主にApple(上記発言では「主要顧客」)からの需要の変化に起因していると推測されています。要するにAppleからのiPhone用のイメージセンサー受注が秋口から減少し、16年3月期第4四半期にはさらに減少する見込みだが、来年度の第1四半期分の受注は既に入っていて回復が期待できる。ということです。

これを今語られているiPhoneの状況に当てはめると、やはりiPhone 6s/6s Plusの販売は2016年に入ってあまり状況は良くないっぽいです。Appleも今年に入ってからの中華圏における販売の減速を示唆しています。しかし来年度にはiPhone 5e(5se ?)の発売や次期iPhone分の生産が活発になる。といったところでしょう。

既にアジア圏のサプライヤー情報をソースとして、iPhoneの販売不信が多く伝えらえていましたが、ソニーの決算情報からもそれが裏付けられてしまった状況です。そして来年度の第1四半期には回復を見込んでいるということは、iPhone 5eの発表、発売が近いことを示しているのかもしれません。