12月24日、日付が変わるとほぼ同時にApple Musicをはじめとした主要な音楽ストリーミング配信サービスでビートルズの楽曲の配信が解禁されました。国内のサービス(LINE MUSICやAWAなど)での配信はまだですが、こちらでの配信も時間の問題ではないでしょうか。
このビートルズのストリーミング配信解禁は音楽市場の転換点になる可能性があります。ビートルズは言わずと知れた超大物であり、全世界のコンテンツ市場に影響を及ぼしうる存在です。そのビートルズがストリーミング配信を始めたことは、音楽の標準がストリーミング配信になることを示唆します。
「CDは売らない、自分の音楽はレコードだけ」というアーティストがいないのと同様、今後は「ストリーミング配信はしない」というアーティストもいなくなっていくのではないでしょうか。
配信側の変化に伴って私たちの音楽の楽しみ方も変わってくるでしょう。スマートフォン時代の音楽文化がどのように発展していくか、非常に興味深いところです。おそらく音楽がもっと動的なものに、そして他の人とのつながりの上でもっと重要なものになるのだと思います。