Appleが決算を発表、「iPhoneが売れてない」って情報はガセだった?

Appleが2015年10月から12月までの期間の決算を発表しています。事前の予想ではiPhoneの売上が減速していて、どうも調子が良くなさそうとされていました。しかし蓋を開けてみるとiPhoneの販売台数は前年をほんの少し上回る水準(販売台数はプラス0%、売上高は+1%)でした。

iPhoneが売れていないという情報は主に部品のサプライヤーから出たものでしたが、Appleの数字を見る限り、その情報は正しくなかったと言えそうです。

ちなみにiPadの売上減少は深刻な水準なのかもしれません。Appleは同期間にiPad Proをリリースしており、その初期需要を含めても前年比で25%も出荷台数を減らしています。やはりタブレット市場は競争が激しくなっていて、比較的価格の安い他社製品に圧されているのかもしれません。

なお日本の売上高もあまり調子は良くなく、前年同期比で12%も減少しています。14%も伸びた中国本土とは対照的です。