watchOS 7.6 心電図機能を30の地域で新たに提供開始

Apple Watchの主要機能の一つとなっている心電図機能が20日未明に公開されたwatchOS 7.6でさらに提供地域を拡大させました。

watchOS 7.6

新たに30の地域で

watchOS 7.6では30の地域で新たに心電図機能の提供が始まり、世界中で使えるApple Watchの標準機能になりつつあります。日本でも昨年から医療機器としてApple Watchの心電図機能が使えるようになり、心疾患リスクを抱えるユーザーにとって大切な機能となっています。心電図機能(不正な心拍の通知機能)で疾患を察知したケースも報告されており、Apple Watchがユーザーの健康の維持・管理を担う上でも重要な機能となっています。

ECG

私も疲労が溜まった時などに不整脈が出ることがあり、実際にApple Watchの心電図機能で乱れを記録することができました(上の画像)。この時は深刻な問題のあるような感じではなかったのですが、今後もし頻繁に不整脈が出るようなことがあればこの記録を持って医療機関にかかれば、診断の大きな助けになるのかもしれません。

今回のアップデートで新たに30の地域での提供が始まった心電図機能は、もはやApple Watchの標準機能となったと考えていいでしょう。これから多くの研究などを経て、Apple Watchで測定した心電図の記録がさらに有効に医療に活用されていくことを期待しています。

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