watchOS 7.3(来週公開予定)で日本でも心電図アプリ利用可能に

Appleは開発者向けにwatchOS 7.3の最終のベータ版を公開しました。そのリリースノートには「日本、フランス領マヨット、フィリピン、台湾、タイで、Apple Watch Series 4以降の対応モデルで、心電図アプリが有効化」と記されており、watchOS 7.3が公開される(であろう)来週にも日本で心電図アプリが使えるようになりそうです。

心電図

心疾患の前兆を察知

Apple Watch Series 4以降の機種では搭載されたセンサーを用いて心電図の記録が可能になっています。心電図は自動で取得されるわけではなく、正しい姿勢をとり、Apple Watchを装着しているのとは逆の手の指で一定時間竜頭部分に触れることで記録されます。

心電図

Apple Watchにこの機能が搭載されることで不整脈や心臓の不快感を感じた時にすぐに心電図の記録が可能となり、その記録を医師に提示することで診断の参考にしてもらうことが可能です。同時に有効化されると告知されている「不規則な心拍の通知」機能と合わせて心電図機能を使うことでより正確に心疾患の一部の前兆を察知することが可能になります。

海外ではすでにApple Watchの心電図機能が多くの疾患の発見の手助けをしており、この機能が日本でも有効化されることで、国内の多くのユーザーの健康維持に貢献してくれると思います。

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