auの長期優待プランに期待、中途半端なデータギフトは要らない

KDDIの幹部が総務省の会合では5月31日に開催予定のauの新機種発表会で長期優待プランを発表する予定と発言しています。契約年数に応じて月額料金が安くなるなら大歓迎です。

今の長期優待は中途半端

auでは今でも長期契約車向けに3ヶ月ごとのデータギフトという中途半端なキャンペーンを行っています。僕の場合、3ヶ月ごとに2GBのデータ通信量がもらえるのですが、もらったからといって多く使うわけでもなく、かといって余らせても翌月に繰り越すこともできません。あまり使い勝手のいいものではありません

この長期優待プランがどのように変更になるのでしょうか。もし仮に値下げとなるなら、僕はその分データ通信容量をあげようと思っています。現在8GBプランとiPad mini3のデータシェア2GBで毎月10GB使えるのですが、それでも足りない月はよくあります。仮に毎月1,000円ほど長期割引がつくなら、その分を10GBプラン(プラスiPad miniの2GBで月々12GB)への変更に充ててもいいかなと思っています。

通信速度の向上でデータ通信量は増加

LTEがここまで普及し、また高速化したことでデータ通信量はかなり増えています。またクラウドサービスの普及や音楽のストリーミングは維新サービスの一般化もデータ通信量を増やす原因になっています。これらサービスを満喫するには、長期優待値下げ分をデータ通信プランを一つあげることに使うのが賢いのではないかなぁと考えます。

今後、iPhoneの音楽(Apple Music)もハイレゾに対応すると言われています。またiPhone 7ではデュアルカメラで撮影された写真のデータをインターネット経由でやり取りすることもあるでしょう。これらはともに多くのデータ通信量を使う行為です。まだまだユーザーが使うデータ通信量は増えていくでしょう。余裕のあるデータプランなら快適にサービスを楽しむことができるはずです。

理想を言えば、長期優待ではなく通常料金を下げてもらって、誰でも一つ上のデータプランを選びやすくするのがいいとは思います。しかしキャリアには会社経営があり、ユーザーだけでなく株主の顔色も伺わなければなりません。その落とし所が長期優待割引なら、ユーザーはこれを有効に使うしかなさそうです。