レジで「支払いはApple Payで」と言う機会はない

いよいよ今週、25日早朝からApple Payが日本でも使えるようになります。駅で、改札で、コンビニで、飲食店で、その他様々な場所で、iPhoneやApple Watchを使って決済ができるようになります。でも最初はレジでなんと言えばいいのか、少し戸惑いそうです。

Suicaで、ICOCAで、iDで、QUICPayで

登録したどのカードを使うかで、レジで店員さんに言う決済方法が異なります。iPhoneやApple Watchに登録したSuicaを使う場合、関東圏なら「Suicaで支払います」とレジで言う必要があります。他の地方だと、Suicaでと言うよりも関西なら「ICOCAで」、名古屋なら「TOICAで」と言った方が伝わりやすいかもしれません。これらは全て相互利用可能なので、Suicaを登録すれば、全国でプリペイド式のApple Payが利用できます。

登録したクレジットカードで支払う場合、そのカードがQUICPayiDか、どちらに割り振られているかを確認して、その方式での支払いを店員さんにお願いします。自分のカードがどちらに割り振られているかは、Walletアプリのカード画面のロゴを見ればわかるようになっています。

セゾンカードにはQUICPayのロゴが表示されます

要するにApple Payを利用するときも、レジで「Apple Payで支払います」と言う機会はありません。もし「Apple Payで」と言ってもSuicaなのかiDなのか、QUICPayなのかわからないので、店員さんには伝わりにくいと思います。

自動販売機では自分で選択

Apple Payは自動販売機でも利用できます。自動販売機で利用する場合は、まず買いたい商品のボタンを押し、どの決済方法かを選択し、読み取り装置にiPhoneApple Watchをかざします。

Suicaの利用であればかざすだけで決済は終わりますが、iDやQUICPayだとiPhoneのTouch IDに指をのて読み取り機にかざす必要があります。またApple Watchだとサイドボタンをダブルクリックしてから読み取り機にかざす必要があります。

iDもQUICPayも特に面倒ではなさそうですがSuicaの方がスピーディーに決済が完了して、よりスマートな印象です。