やっぱりソフトバンクの決算説明会は他社以上の注目度に

明日、8月8日の午後4時30分からソフトバンクが2015年3月期第1四半期の決算説明会を実施します。既にドコモとKDDIが決算発表を済ませており、大手キャリアの中では最後になるのですが、やはり注目度は一番高いと言っていいでしょう。明日の注目点はたくさんあります。

まず一番ホットな話題がアメリカ事業の展望です。昨日報道されたT-Mobile US買収中止がソフトバンクのスプリント事業にどう影響するか、スプリントをどう建て直すか、孫社長の言葉でどのように説明されるか気になります。基本的には前向きの発言しかしない孫社長ですが、行間を読み取っていけばスプリントの進む方向が見えそうです。

そして国内事業では新料金プランの契約獲得がどの程度進んだのか、端末の販売低迷はソフトバンクの業績にどのように影響しているのか、キャッシュバックの沈静化がMNPや純増に影響しているのか、そのあたりに注目しています。厳しい数字が出てきそうですが、それをどこでカバーしていくのかも報告会で見えてきそうです。またKDDIが発表しなかったMNPの実数について、ソフトバンクも非開示とするのかにも少し注目です。

そして新技術についても多少は発表があるかもしれません。900MHzのLTEは一部で始まっているようですが、まだ周波数に制限があるっぽく5MHz幅での運用となっています。この運用がいつまで続くか、エリア拡大の見通しはどうなのか、報告会やその後の質疑応答で明らかになるかもしれません。またVoLTEやキャリアアグリゲーションなどの他社が先行して導入した技術をソフトバンクも導入するのか、なんらかの発表があってもおかしくはありません。

あと、密かに期待しているのが孫社長が意図せずに言ってしまう次期iPhoneの性能です。案外、孫社長は口が緩くて調子が良ければ色々喋ってしまう性格のようです。去年もちょうスプリント買収後の展望を聞かれた際に

クリアワイヤのTD-LTE基地局は建設中、ただそれを受ける端末が十分に用意できていない。ネットワークは年内一杯で少し使える地域が増えて来て、来年いっぱいでかなり全国規模で使えるネットワークになる。さらに来年いっぱいで端末、使えるスマホも続々と揃い始める

と発言してしまいました。このころ、次期iPhone(iPhone 5s)がAXGPに対応するかしないかで議論が盛んに行われていましたが、孫社長はあっさり非対応を示唆してしまいました(次期iPhoneがTD-LTEに対応するか、発言の裏読み:2013年7月30日のブログ記事)。もしかしたら今回も何か言ってしまうのでは?と期待しています

とにかくいろいろ注目点のある決算報告会です。ネットでも「2015年3月期 第1四半期 決算説明会」でライブ中継されます。