iPhone SEが発売から1年で新たなストレージモデルを追加すると報じられています。確かにiPhoneに大容量モデルは必要ですが、本当にiPhone SEですべきは16GBモデルの廃止と32GBモデルの追加でしょう。
16GBのiPhoneでは何もできない
近年のiPhoneは写真や動画の容量増加で16GBのストレージ容量では何もできなくなりつつあります。僕もiPhone SEを購入した時は、それまでずっと買い続けていた16GBモデルを避けて64GBモデルにしました。iPhone SEはライトユーザー向けとも言われるモデルですが、ユーザーが基本的な用途(写真・動画撮影、基本的なアプリ、メール、SNS)使わないとしても16GBでは不足します。
16GBモデルでもユーザーが実際に使えるのは11GB程度で、空き容量を確保するために工夫が必要です。iPhone 6sの16GBモデルを使っていた時にはTwitterのキャッシュを消したり、iPhoneの設定とコンテンツを全て消去してバックアップから復元するなどの作業が必要でした。
なのでiPhone SEに必要なのは128GBモデルというよりも最低容量を32GBにアップさせることだと考えます。
iPhone 7 Plusは32GBで十分にやっていける
AppleはiPhone 7から16GBモデルを廃止しています。これは前述のような不都合をAppleも認めたことを意味します。最低容量が32GBに引き上げられ、iPhoneはかなり快適になりました。最も多くの容量が必要な「写真」は随時iCloudにアップロードされて本体内のストレージを空けてくれます(iCloudフォトライライブラリを利用)。
Twitterのキャッシュも1.7GBほど溜まっていますが、いちいち消す必要もありません。iPhoneは常に数GBの空き容量が確保された状態で、32GBのiPhone 7 Plusに変更してから空き容量を機にする必要はなくなっています。おそらく次も32GBモデルのiPhoneを買うことになると思います。なのでやっぱりiPhone SEでも32GBを最低容量にする必要があると思っています。