AirPodsは汚れやすい?しかもホワイトだから目立ちやすい

昨年12月に発売され、未だにApple Online Storedでは極端な品薄が続いているAirPodsはかなり評価の高い完全ワイヤレスイヤホンです。しかし毎日使っているとAirPodsの汚れが気になってきます。また本体カラーが白なだけに、汚れが目立つのも困った点です。

接合部分の精度の問題

購入直後から少し気にはなっていたのですが、AirPodsの外部は一体構造ではなく「耳にあたる部分」と「うどんの部分」で構成されていて、この接合の精度はそれほど高くありません。境目を触ると指先でわずかですが「段差」を感じることができるくらいの精度です。そのためこの境目部分がどうしても汚れやすくなります

別に耳が格段に汚れているわけではないのですが、毎日つけていると接合の境目に汚れが溜まってきます。非常に細い溝に汚れが入り込んでしまっているため拭き取るのにも限界があります。また細いピンのようなもので汚れを取ったとしても、本体を傷つけてしまう(溝を広げてしまう)恐れがあります。気にしなければいいのですが、白い本体で汚れが目立つため気になってしまいます。

あとは満足できる完成度

汚れやすい部分以外ではAirPodsはほぼ満足できる完成度です。音質は標準以上という評価が定着しており、ワイヤレスイヤホンで面倒だったペアリングが簡略化されていて、電源のON/OFFが自動でできるのもいいです。Siriとの連携や電話での利用も問題なくできる水準です。

すでにAirPodsを使い始めて4ヶ月が経過していますが、iPhoneで使うならベストなワイヤレスイヤホンという評価は変わりません。落としやすそう失くしやすそうという購入前にあった心配も実際に使うと全く問題ないことがわかります。

また格好悪い(うどんっぽい)ってのも使っているうちに気にならなくなってきます。品薄とはいえ徐々に利用者が増えています。電車の中などでAirPodsを使っている人を見かけることも多くなってきました。AirPodsの高い完成度を背景にこれからも利用者は増え続けるのは確実です。多くの人が使うようになれば外観を気にする人も少なくなるでしょう。