AppleがAmazon Echoに対抗する新しいディバイスを開発しているとApple関連の内部情報に詳しい人物がツイートしています。もし本当なら面白そうですが、まだ実際に商品となるような段階ではなさそうで、話半分に聞いておいたほうがいいかもしれません。
Beatsの技術を使い、Siriを搭載
Apple関連のリーク情報を頻繁に発信するソニー・ディクソン氏はAppleがBeatsの技術を使った端末(Amazon Echoのようなイメージ)のデザインを終えているとツイートしました。音楽関連のディバイスの可能性が高そうですが、Amazon Echoのような端末と言及しており、もしかしたらホームアシスタント端末になるかもしれません。
Appleはホームアシスタント端末の開発には否定的と言われており、現時点ではSiriとHomekitで家電などを操作することを目指しています。ここにきて方針が変わったとはあまり考えられないので、同氏が得た情報はSiriを搭載し、BluetoothでiPhoneと連携するワイヤレススピーカーのようなものなのかもしれません。
Apple Musicを場所を選ばずに気軽に楽しむためのディバイスがあってもいいとは思います。そのスピーカーに搭載されたSiriが選曲を手伝うだけでなく、様々な情報を教えてくれて、家電を操作してくれる、というおまけもついているのかもしれません。
本当のところはまだ不明
ソニー・ディクソン氏のツイートは興味深いのは確かです。しかしAppleのこれまでのホームアシスタント端末に対する態度を考えると、Amazon Echoのような端末が販売されるとは考えにくいのも事実です。上にも書きましたが、Apple Musicをさらに楽しむためのディバイスである可能性が高そうです。
ただ現時点でもデザインが終わった段階ということで、これからさらに開発が続き、製品化されるかはまだまだ不透明です。もし製品化されるとすれば、この秋にも発表されてもおかしくはなさそうですが、まだ期待する段階でもない気がします。もう少し漏れてくる続報があれば、情報の確度は上がっていくと思います。