Apple Watchの機能拡張こそWWDCに期待すべきじゃないか?

昨日もこのブログに書きましたが、Appleは血糖値測定のためApple Watchに取り付けるデバイス(機能拡張バンド?)を開発しているようです。すでにティム・クックCEOもこれを試していると報じられており、開発は最終段階まできているのかもしれません。このデバイスの発表こそWWDCで期待すべきなんじゃないでしょうか?

apple watch

アプリの開発余地はかなり広がる

WWDC世界開発者会議の名前の通り、開発者向けのイベントです。これまでも多くのハード発表の噂があり、事前に大きな期待を集めることもありましたが、そのほとんどが裏切られています。今回もMacBookやMacBook Pro、MacBook Airの新モデル発表までWWDCで行われるのではないかとの憶測も出ています。しかしこれは例年通り裏切られると予想します。やはりこれら新モデルの発表は開発者向けイベントの趣旨には合いません。

一方でApple Watchの機能拡張デバイス(バンド)Apple Watchアプリの可能性を広げ、また周辺サービス周辺機器の開発にも直結します。今回、この時期にクックCEOが血糖値を測定するデバイスを試しているという情報が出てきたのは、WWDCでApple Watchの隠しポートを使った機能拡張が発表される前触れなのではないでしょうか。

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もしこれが発表されれば、今までApple Watchの機能が制限されているために実現できなかったたアプリが開発できるようになるかもしれません。WWDCでは大いに歓迎されるでしょう。少なくともMacBookの新モデル発表よりは期待できるでしょう。

カメラ、通信、センサーに広がる可能性

Apple Watchの隠しポートを特製バンドの端子と接続することで機能拡張が可能になる。この予想は初代Apple Watch発売直後からありました。当時はGPSがApple Watch本体に搭載されておらず、またバッテリーの減りも早かったため、GPSバンドバッテリーバンドがその拡張の候補となっていました。

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しかし時代は移り、すでにApple Watchは本体にGPSが搭載され、またバッテリーの持ちも飛躍的に向上しています。今では血糖値測定のような医療用のセンサー搭載バンドカメラ内蔵型のバンド4G通信対応バンドなどでしょうか。

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4G通信機能がバンドに搭載されれば、常にインターネットに接続されていなければいけないようなアプリもApple Watch単体で作動できます。カメラが搭載されれば、いちいちiPhoneを出さなくても写真が撮影でき、またApple Watchでビデオ通話も可能になるかもしれません。Apple Watchの可能性は広がり、アプリ開発余地も拡大することは確実でしょう。WWDCでの発表にふさわしいと考えます。

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