日本でのApple Payが始まって半年以上が経過しています。しかしまだ「Apple Payで交通機関を使う人は50万人」程度であり、Apple Pay全体の利用者も際立って多いというわけではなさそうです。更に言えばApple WatchでApple Payを使っている人は、Apple Watch Series2の普及数を考えるとまだ珍しいのかもしれません。たまにレジのおばちゃんに驚かれます。
タクシーやレジで驚かれる
iPhoneでApple Payを使ったとしても、それ以前からサービスを開始していた「おサイフケータイ」と支払い方はほとんど変わりません。スマホを読み取り機にかざす支払い方法はレジの人も見慣れているはずです。しかしApple Watchでの支払いはまだまだ新鮮なようです。レジで手首を読み取り機にかざすと「??」って感じで見られることもたまにあります。Apple Watchが袖口で隠れていれば、更に不思議そうな顔をされることもあります。
支払い済みの「ピピッ」って音がなると、大抵は何だったんだろうか?って感じで処理してくれるのがほとんどです。その時、人懐っこい店員さんやタクシーの運転手さんなら、「すごいですねー」と声をかけられます。別に僕がすごいわけではないのでなんと返していいか解らないのも事実です。大抵無言の笑顔で返しています。本心では「凄いでしょー」と言いたいのですが。
よく見るほどに普及するには後数年?
Apple Watchでの支払いで驚かれるということは、まだまだApple WatchでのApple Payがあまり使われていない証拠かもしれません。確かにApple Watchはまだまだ売れ筋商品ではありません。しかし着実に売れているはずで、Suicaの使えるSeries2(以降)も今後数年で着実に販売数を増やしていくでしょう。
Apple WatchはiPhoneのように爆発的に売れる商品ではないので、すぐに店員さんが見慣れるようになるわけではなさそうですが、数年後にはそう珍しい光景ではなくなるはずです。将来的に定期券に対応する交通系電子マネーの種類が増えれば、利用は更に全国的に広がっていくでしょう。そうなれば、もうレジですごいと言われることもなくなりそうです。すごいと言われたいなら、今のうちに使うべきです。