いつのまにかSiriがLINEを送信してくれるようになってた

日本の代表的なメッセージアプリ「LINE」がようやくSiriでの操作に対応していました。先日気がついたのですが、実際には4月頃に(7.2.0以降で)対応していたようです。これで簡単なメッセージならアプリを開かずにSiriに話かけるだけでメッセージが送信できるようになりました。

iOS 10の新機能にようやく対応

LINEは電話アプリでLINE通話を使う「CallKit」への対応などを含めて、比較的積極的にiOSの新しい技術に対応します。しかしその対応速度はそれほど早くなく、CallKit対応の時も半分忘れた頃の対応でした。そしてSiriへの対応もiOS 10の公開から半年以上経過してからの対応となりました。

まあ対応は遅くなったかもしれませんが、これでSiriで簡単にメッセージを送れますAirPodsを使っている時などは、ポケットにiPhoneが入ったままの状態でも簡単にLINEメッセージを送信できるはずです。ちなみに方法は簡単です。Siriに「LINEでメッセージを送信」と話しかけると、宛先や内容を聞かれ、最後に送信を確認されるので「はい」と答えて終わりです。かなり簡単です。

Siri対応のアプリが拡大?

2016年のWWDCでSiriメッセージアプリワークアウトアプリ配車アプリなどに対応すると発表されました。しかし対応するアプリのジャンルは限定されており、Siriをあらゆるアプリで便利に活用することはできませんでした。しかし2017年のWWDCではこの対応ジャンルの拡大が発表されると予想されています。

Siriの活躍の場所が増えれば、今以上にiPhoneやApple Watchが便利に使えるようになるはずです。これには大いに期待します。またSiriの機能向上に伴う派生商品として、もしかしたらSiriスピーカーも発表されるかもしれないと言われていることにも期待感が高まります。