6月中旬になり、そろそろ次期iPhoneについて信ぴょう性、信頼性の高い情報が飛び交う時期になってきました。今朝、ネットメディアに掲載された中国の工場からのリーク写真もその一つでしょう。これまでの情報に合致し、細部にも不自然な部分がない信ぴょう性の高そうなリーク画像です。
Touch IDは画面内
このリーク画像をネットメディアはこぞって分析しています。これまで漏れていた設計図情報やその情報をもとに作られた予想画像と今回の部品画像は酷似しており、デザイン的な部分に不自然さはありません。この画像の流出でTouch IDがフロントディスプレイ内に搭載されるのはほぼ確実になったと思われます。
またガラスケースが無線充電機能の搭載を示唆しているとも言われ、これもこれまで漏れてきた情報と合致します。Appleは無線充電「Qi」を策定する業界団体に今年になって加盟しており、周辺の状況もiPhoneの無線充電を示唆していました。おそらく無線充電機能もiPhone 8(iPhone 7s, iPhone 7s Plus)に搭載されるでしょう。
背面の刻印も不自然ではない
一部のメディアでは背面に「ECマーク」など、iPhone 7にはない刻印があることを不自然だと指摘していますが、これも国によって刻印が異なり、このような刻印が必要な国もあるかもしれないと報じられています。この背面の刻印が今回のリーク情報の信ぴょう性を疑う根拠にはならないようです。
ちなみに日本国内で販売されるiPhone 7、iPhone 7 Plusには「総務省指定」と「MIC/KS」、「第EC-16006/7号」の表示があります。次期iPhoneでもSuica読み取り時の仕様が変更されない限り、この刻印は表示されることになるでしょう。現時点で刻印を画面に表示させるような制度の運用変更はありません。総務省内で検討はされているようですが。