10.5インチのiPad Proの販売がいよいよ始まり、Twitterなどでも手元に届いたという報告が多く上がっています。僕もiPad mini3から10.5インチiPad Proへの買い替えを計画しているのですが、やはり問題になるのはその価格です。
9.7インチiPad Proも整備済品で販売継続
すでにApple Online Storeでは販売が終了している9.7インチiPad Proですが、整備済品(Appleのサイトへのリンク)としてAppleから割安な価格で販売されています。32GBモデルで価格は50,800円と10.5インチiPad Pro(64GBモデル)の69,800円に比べてかなり安く買えます。19,000円の差は検討に値します。(価格は全て税別)
ただ昨年発売となった9.7インチiPad Proと今回発売になった10.5インチiPad Proの性能差はかなり大きくなっています。先行レビューやすでに試した人の感想でまず触れられるのはディスプレイのリフレッシュレートが60Hzから120Hzへと増強されたことで、すぐにその差がわかるほどとされます。
それ以外にも処理速度、通信速度も大幅に強化されており、最新で最高のスペックのiPadが欲しいなら迷わず10.5インチiPad Proになると思います。しかしリビングで動画コンテンツを見る、Apple Pencilでちょっと絵を描いてみたい、写真を家族で見たい、スマートキーボードをつけてメールの返信を書きたい、企画書の手直しをしたい程度の利用であれば9.7インチiPad Proでも十分でしょう。
iPad mini2は24,800円から
整備済品でもっと安いiPadが欲しい、というならiPad mini2(16GBモデル)は24,800円で販売されています。おそらくAppleの1年保証がついたiPadでは最安となるのではないでしょうか。iPad mini2は今の現行モデルに比べて性能的にはかなり劣るのですが、それでもWebの閲覧、メッセージアプリやSNSアプリの利用では問題はありません。
iPad mini2にはiOS 11もインストールできるので、もう少し最新のOSを入れて現役を続けることはできそうです。ただiPad mini2はマルチタスク機能には対応していないため、Webで資料を閲覧しながら、Pagesで文章を書くってことはできません。またiOS 11を入れると動作が重くなる可能性は否定できません。その点は安いiPadと割り切ったほうがいいかもしれません。