現在、マクドナルドでApple Payを利用したくても、ごく一部の店舗を除いてはiDのApple Payにしか対応してません。そのためQUICPayやSuicaでApple Payを使っているユーザーには少し不便です。ただマクドナルドは夏ころから順次クレジットカード払い、Suicaやnanaco、QUICpayでの支払いにも対応させていくと発表していて、店舗の準備も始まっているようです。
決済端末が新しくなる
これまでのマクドナルドには古そうな電子マネー決済端末（円形）が置かれており、iD（Apple Payを含む）と楽天Edy、WAONでの決済が可能でした。例外的にSuicaやPASMOが使える店には追加で決済端末が置かれていました。しかし夏からの対応決済手段の拡大に備えて、レジの横に設置される決済端末の更新が始まっています。
旧端末
新端末
店頭に置かれ始めた新端末は他の小売店や飲食店でもよく見かける機種であり、これ1台でNFC/磁気によるクレジットカード決済（海外のApple Payを含む）、Felica対応電子マネー決済（日本のApple Payを含む）に対応しています。この端末が設置され始めたことを考えると、もうまもなくマクドナルドでもSuicaやQUICPayでの決済、クレジットカードでの決済が可能になりそうです。あとはシステム的な対応でしょうか。夏にはマクドナルドがもう少し便利になるはずです。
Apple Pay利用可能場所も増えた
日本でのApple PayはSuicaが利用できる場所で利用できるため、サービス開始から大量の利用可能店を確保できました。またSuicaやPASMOが使える場所も日々増えているため、Apple Payの利用可能場所も増えています。最近は安いラーメンで有名な日高屋でも新たにPASMO、Suicaが使える店が出現しています。
日高屋はこれまでずっと現金決済のみのチェーン店だったのですが、ごくごく一部かもしれませんが電子マネー決済に対応し始めたのは大きな変化かもしれません。あと現金決済にこだわるチェーン店は有力どころではサイゼリヤですが、ここが電子マネー、クレジットカード決済へと進めば、日本のキャッシュレス社会も一歩前進すると思われます。