iOS8のβ版でauユーザーが注目したいポイント

WWDC開幕、基調講演までいよいよ1週間とちょっとになりました。WWDCでは毎年iOSの新バージョンのお披露目があり、開発者向けにβ版が配布されます。今年もそうなるでしょう。そこでauユーザーの僕が注目したいのがiOS8で「LTE」表示が「4G」表示になるかどうか、です。

iOS7のβ版ではソフトバンクの端末で「LTE」表示が「4G」へと変わりました。これはAXGPがiPhone 5sに搭載される前兆だろう、と予想されましたが特に何もなかったということがありました。

しかしauのが変更するとすればちょっと意味合いが変わりそうです。auは去年の段階で「4G」としていなかったのですが、今年の夏モデルではWiMAX2+搭載のスマートフォンで「4G」表示が採用されています。おそらくWiMAX2+とキャリアアグリゲーション(CA)の搭載が「4G」表示のきっかけになったのでしょう。もしiOS8で「4G」表示が採用されるとすれば、WiMAX2+  (TD-LTE)、CAの双方、またはどちらかのiPhone 6への搭載に現実味が出てきます。要注目です。

そもそも日本ではAXGPやWiMAX2+を「LTE」と称することは、何故かはばかられています。AXGPやWiMAX規格を発展させ来た過去の経緯が影響しているのですが、どうでもいところで不便な言い分けをするのは面倒です。