8月1日から全国のマクドナルドで交通系電子マネーとnanacoでの支払いが可能になりました。さっそく近くのマクドナルドでApple Pay(Suica)を使ったのですが、やっぱり小銭を出さずに決済ができるのは便利です。
Apple PayだけでなくWi-Fiも電源も
マクドナルドは少し前から多くの店で各種機器の充電用コンセントを提供しており、また店内の無料Wi-Fiもほとんどの店で使えるようになっています。Wi-Fiは1日1時間までしか使えないのですが、他の無料Wi-Fiに比べて通信環境は整っている印象です。先ほど計測したマクドナルドの無料Wi-Fiの速度は下のスクリーンショットの通りで、非常に快適です(店舗や時間帯によって品質は一定ではありません)。
Apple Pay(Suica)が使えるようになり、電源もあり、Wi-Fiも快適、となれば外出中にちょっとネットに繋いで仕事をしたい時、空き時間に動画でも観て暇を潰そうなんて時には便利に使える場所になりそうです。がっつり仕事するには少し店内は騒がしいのですが、それはしょうがないことでしょう。
クレジットカード、海外のApple Payにも対応へ
現時点でマクドナルドの決済端末が対応するのはiD、Android Pay/Edy、nanaco、WAON、交通系電子マネー(Suicaなど)です。これが今年から来年にかけて、クレジットカードやMasterCardコンタクトレス、VISA payWaveでの決済にも対応していくとしています。MasterCardコンタクトレスやVISA payWaveは欧米のApple Payに採用されている決済方式であり、この対応で海外からの旅行客も日本のマクドナルドでApple Payが使えるようになります。
ファストフードチェーン最大手であるマクドナルドが率先してクレジットカード決済、電子マネー決済、スマートフォン決済に対応していくことは、他のチェーンにも大きな影響を与えるでしょう。ファストフードやファミリーレストラン、牛丼店などでマクドナルドに続く動きが出てくる可能性は十分に考えられます。また今回のマクドナルドの対応拡大は日本社会全体がキャッシュレスへと向かうきっかけの一つにもなり得るとも考えます。