iTunes Matchの通信量を調べる

今朝から日本でも使えるようになったiTunes Matchにさっそく登録して使ってみました。モバイルデータ通信を使ってもクラウド上の音楽を再生できるので、携帯電話の通信エリア内だと、どこでもiTunesにある音楽を再生できます。

ただ、そこで気になるのが通信量です。一般的な契約だと月に7GB使うと追加料金を払わなければ低速化してしまい、また3日で1GB以上の通信をしても通信速度が極端に遅くなる場合(特にソフトバンクでは厳しく規制されます)があります。

なので、通信量が多くならないように気をつけ、通信量と利用時間の目安を知っておく必要があります。

で、実験的にやってみました。まず63分のアルバム(CDから取り込んだもののiTunesの楽曲とマッチしなかったもの)をau iPhone 5cのLTE経由で再生しましたが、これで使った通信量は32.9MBでした。

再生が終わった後の「ミュージック」の通信量は32.9MB

次にマッチした57分のアルバム。これを再生したときの通信量は53.5MBでした。どうも再生するアルバム(マッチしたもの、してないもの)で通信量が異なるようです。

86.4−32.9=53.5MBが57分の通信量

バラツキはあるかもしれませんがだいたい1分1MBくらいと考えておけばいいのかもしれません。ただ、双方ともに古い音源のCDなので、もしかしたら新しいものはもっとデータ量が多いかもしれません(多くても1分2MB程度?)。

仮に1分1MBだと一日3時間、180MB利用したとしても30日で約5.3GBで月間7GBの制限には引っ掛かりません。ただ通信量が多くなるのは事実です。iTunes Matchは3GやLTEではあまり使いすぎない方がいいのかもしれません。

これだけクラウド系のサービスが増えてきたので、通信企業も月々の通信容量をもっと上げる方向に向かってもらいたいところです。料金プランばかりが注目されますが、多少値上げしてもいいので、通信上限を10とか15GBへと拡大させていって欲しいです。