「大画面iPhone X」の情報が増えてきた 噂としては少し早い気もするが…

次期iPhoneについて興味深い情報が出ています。独自の情報源を元にApple関連の記事を配信するブルームバーグ(リンク先は英文記事)が次期iPhoneは大型ディスプレイを搭載したiPhone現行iPhone Xの後継モデル低価格版iPhoneの3つが発表されると報じています。この他にもベゼルレスで大画面のiPhoneに関する情報も出ており、次期iPhoneに向けて何らかの動きが始まった可能性が高そうです。

デザインはiPhone Xを継承

大画面モデル後継機種低価格モデルの3つのiPhoneは全てベゼルレスでFace IDを搭載するモデルになるとブルームバーグが報じています。この噂が本当なら、2017年のようなベゼルレスモデルと従来デザインモデルの併売は終わり、iPhone全てのモデルがベゼルレスへと進化すると考えられます。iPhone XのFace IDには多少の問題があるものの、一定の改善を経て全てのiPhoneに搭載されるなら、不都合は生じないでしょう。

気になる価格ですが、Appleは高価格なiPhone Xの需要の弱さを十分に承知しているはずで、メインモデルとなるiPhone Xの後継機種の価格は抑え気味に設定するのではないでしょうか。ハイエンドモデルを999ドル〜として、他のモデルを100〜150ドルずつ価格を下げていく感じにすれば、3モデル構成で幅広い層へと浸透しそうな気がします。

試作段階で不透明

この時期の情報はAppleが部品メーカーに試作部品を発注することで漏れてくるものが多くなります。今回の大画面の次期iPhoneという情報も試作段階での情報とされます。画像の漏れたベゼルレス大画面のディスプレイパネルも量産段階ではなく、まだ試作段階のものでしょう。

昨年もこの時期から多くの試作iPhoneの情報が漏れていましたが、Touch IDがディスプレイ内に組み込まれるという情報と背面に移動されるという情報が二つ同時に漏れていました(結果は両方不採用)。今回もまだまだ情報は不正確で次期iPhoneの姿は確定した訳ではありません。ただAppleが目指す方向に「iPhone Xの後継機種を複数モデル用意する」というものが含まれているのは確かなのかもしれません。