iPad mini 5は発表されず、このままiPad miniは消えていく運命なのか

3月28日未明に開催されたAppleのイベントではApple Pencilが使えるiPad(6th)が発表され、大きな話題となっています。もちろんこの製品の発表自体は歓迎すべきなのですが、iPad miniの新モデルに期待していた人にとっては発表がなかった残念感以上に、今後の新モデル発表に対する不安感を覚えるイベントとなりました。

当初から発表の可能性は低かったが

低価格なiPadが登場すると報じられたのち、iPad miniファンの間ではiPad mini 5の発表に期待する声が高まり始めました。そもそもiPad mini 4の発売から既に2年半が経過しており、最新の機能(ARKitなど)が使えない、動作が重くなりつつあるなどの不便さが顕在化し、新しいiPad miniが出てもおかしくないタイミングでした。

しかしこのタイミングでもiPad mini 5は出てきませんでした。しかも子どもを対象とした教育イベントでです。手の小さい子どもなら9.7インチのiPadよりも7.9インチのiPad miniの方が手に馴染むと思うのですが、それでもAppleは1年前に新モデルが出たばかりの9.7インチのiPadを更新しました。やはりiPad miniは噂通り消えていく運命にあるのかもしれません。

iPad miniでApple Pencilが使えたら…

未練がましいようですが、iPad mini 5Apple Pencilに対応!と今回のイベントで発表されれば大きなインパクトを与えたでしょう。手帳サイズのiPad miniが本当に手帳のように使え、アイディアノートやコンパクトなスケッチ帳として大活躍してくれたはずです。iPad miniの新モデルが発表されなくて、本当に残念です。

既にiPad mini(初代)はiOS 11がインストールできません。おそらく今後、徐々にiPad miniが最新のOSに対応しなくなり、数年後、iPad mini 4もサポートが外され、ついにはiPad miniが消える、そんな未来が近づいているような気がします。ちなみに僕はiPad mini 2iPad mini 3と購入していて、現在でもmini 3が現役です。確かにiOS 11をインストールした時の動作は少し重くなってきています。iPad miniがどのくらい使えるか心配です