3月21日に開催されるAppleのスペシャルイベントで、もしかしたら発表のメインとなるかもしれない9.7インチiPad Proですが、その販売価格はいくらになるのでしょうか。
歴代iPadは全て499ドルから
iPadは初代からiPad2、iPad(第三世代)、iPad(第四世代)、iPad Air、iPad Air2まで全て16GBモデル(Wi-Fiモデル)は全て499ドルで販売されてきました。Retinaディスプレイに対応しても、驚くほど軽くなっても、米国での価格は変更されていません。
そのため今回の9.7インチiPad Proも16GBモデルは499ドルで販売される可能性が高いと考えます。日本円に換算すると5万6千円くらいになるのですが、iPadの販売価格は米国よりも低く設定される傾向があります。昨年発売となったiPad mini4も当時の為替レートで計算するよりも大幅に安い価格設定でした。そのためおそらく9.7インチiPad ProもiPad Air2と同じ5万3,800円となると予想されます(64GB 6万4,800円、128GB 7万5,800円)。
iPad Proの価格体系を引き継げば値上げ?
今回発表されると予想されている9.7インチiPad ProはiPad Proの高性能さを引き継ぎ、さらに4Kディスプレイの搭載も噂されます。またスピーカーが4つも搭載されるなど、これまでのiPadとは一線を画します。そのため価格体系が変更される可能性も0ではありません。
もしiPad Proの価格を起点として価格設定が行われるなら、今回からiPadは値上げになるかもしれません。iPad Pro 32GBモデルが799ドルとなっていますが、ここからサイズダウン分の100ドルとストレージ16GB分の50ドルを引いて、9.7インチiPad Pro(Wi-Fi 16GBモデル)の販売価格は649ドルとなるかもしれません。
649ドルだと日本での販売価格は69,800円〜になる計算で、かなりの値上げとなります。iPad自体の売れ行きなどを考慮すると可能性は低そうですが、どうなるかはわかりません。