iPhone SE 2、5月発売でiPhone 7の性能を4インチに凝縮?

Macお宝鑑定団Blgoがケースメーカーへの取材から先日ユーラシア経済委員会のリストに登録された未発表のiPhoneの詳細について報じています(5月発売のiPhone SE2はiPhone SEの改良型モデル?)。それによると未発表のiPhoneiPhone SEの後継機種でTouch IDと4インチディスプレイを搭載するようです。

イヤホンジャックは廃止

iPhone SE 2は4インチディスプレイ搭載の小型iPhoneで、Touch ID(ホームボタン)も搭載されます。要するに外観はiPhone SEとほぼ同じになるようです。ただイヤホンジャックは廃止され、Lightningケーブルからの音声出力になるようです。iPhone 7発売当初は賛否のあったイヤホンジャックの廃止ですが、既にワイヤレスイヤホンが普及したことで、現時点で多くの人がそこを問題にしなくなっています。

また外観に影響を与えそうな要素として、Qiワイヤレス充電に対応すると同ブログは報じています。もし対応するならガラス背面を採用することになりそうで、iPhone SEの外観とは印象が異なりそうです。もしQiワイヤレス充電に対応するなら、iPhone SE 2は発売が待たれるAirPowerワイヤレス充電マットでの充電にも対応するでしょう。

チップはiPhone 7と同じ

iPhone SE 2にはA10フュージョンチップが搭載され、またFelicaに対応するNFCチップも搭載されるとされます。そのためARKitで作られたアプリも利用可能になるかもしれません。またFelicaに対応するため、SuicaやQUICPay、iDを使った日本国内のApple Payにも対応します。実現すればこれはかなり大きな進歩です。

ただスペースなどの関係で3D Touchに対応する可能性は低そうです。またアンテナ配置の問題もあり、4G通信の最高速度がiPhone 7並になるかは微妙かもしれません。とはいえ、Macお宝鑑定団Blogの情報が正しければ、iPhone SE 2はかなり使える機種になりそうな予感です。

ちなみに発売は5月中が有力とのことで、WWDCを待たずに発表されることになるでしょう。もしかしらた現地時間5月1日にある、Appleの第2四半期の業績発表の場で何らかの告知が出るかもしれません(基本的には投資家向けの簡単な報告だけなのですが、過去にはOS Xのリリース告知もありました)。