iPhone SE 2に関する情報が増えてきています。ケースメーカーが独自に入手したとされるiPhone SE 2の設計図から3D画像を作って公開したことで注目が集まっているのですが、この予想画像を含めてiPhone SE 2の予想は主に3パターンあります。ネットメディア9to5Macがこの3パターンについて詳しく解説しています。
内部アップデートのみ
1つ目はKGI証券のアナリストが指摘する「内部アップデートのみ」の予想です。これはiPhone SE 2はiPhone SEと外観は大きく変わらず、内部の性能を向上させるだけにとどまるというものです。期待されるワイヤレス充電にも対応せず、iOS 12を快適に作動させる程度に性能が向上されるというものです。これだとiPhone SE 2は大きな注目を集めることもないでしょう。
この予測を行ったアナリストはApple関連の情報に精通しており、特にサプライチェーンに独自の情報網を有しています。そのためこれまでにもApple関連の正確な予測を行ってきた実績があり、今回のiPhone SE 2は内部のアップデートのみという予測もそれなりの信憑性があると考えられています。ただ、これだとあまり面白くないのであまり話題にはなりません。
ワイヤレス充電に対応
2つ目のケースは、内部の性能向上に加え、ワイヤレス充電に対応するためガラス背面になるという情報です。Appleは「ワイヤレス」を重視しており、iPhone 8、iPhone Xからワイヤレス充電に対応しました。これに加え、2018年にはAirPowerワイヤレス充電マットの発売も予定されています。これらの流れからiPhone SE 2がワイヤレス充電に対応するのは自然な流れと言っていいでしょう。
またガラス背面のiPhone SE 2ではイヤホンジャックが廃止されると予想されており、ワイヤレスイヤホン(AirPodsなど)を利用することが前提となる商品になると考えられます。Appleはこの点でもワイヤレスを追求するのでしょう。発売から2年が経過したiPhone SEのアップデートはこのくらい大規模なものになものになると多くの人が期待しています。ただディスプレイは従来通り4インチでホームボタン(Touch ID)も継承されるとされます。
iPhone Xのデザインを踏襲
そして3つ目が最近注目されているiPhone Xのディスプレイデザインを受け継ぐという情報です。従来のコンパクトなiPhone SEサイズを守りつつ、全面ディスプレイを採用することで大画面化を実現します。またこれに伴いホームボタンは廃止され、Face ID関連のカメラ、センサーも搭載されるとされます。iPhone XをコンパクトにしたiPhone SE 2は先進的で、これが低価格で販売されるとすれば大ヒット間違いなしの商品になるでしょう。
しかしこの画像はあまり信用されていません。このiPhone SE 2(ベゼルレス、Face ID搭載)が低価格で実現できるのか、そこが最も不安視されている点です。さらに小さなノッチ部分にFace ID用のセンサーを搭載できるかも不明です。このiPone SE 2が本当に来ればエキサイティングではあるが、来るのかどうか微妙。多くの人がそう感じているのではないでしょうか。
なおiPhone SE 2は5月から6月に発売とされます。5月発売なら、もう1、2週間でさらに詳細で具体的な噂が出て来るでしょう。だんだん盛り上がってはきています。