Apple関連の情報に精通するアナリストが今秋にAppleは画面が少し大きくなったiPad ProとApple Watchを発表するとの予測を発表し話題になっています。ただどちらも本体サイズは現行モデル(10.5インチiPad Pro、Apple Wsatch Series 3)と同サイズと予想されており、ベゼルを狭くすることで大画面化を実現すると予想されています。その予想画像がネットメディアで公開されましたが、なかなかいい感じです。(Gallery: Visualizing an 11-inch iPad Pro and bezel-free Apple Watch Series 4)
Apple Watchも大画面で
現行のApple Watchは38mmサイズ、42mmサイズと2種類用意されていますが、どちらも画面には比較的太い枠(ベゼル)があります。多くの文字盤は背景が黒のため、画面とベゼルが同化しており気になることは少ないのですが、写真を見る時、再生する音楽を選ぶ時などに画面の小ささが少し気になります。これが大画面になるなら表示などが見やすくなることは確かです。
僕はもう少し画面が大きくてもいいと思っているので、画面が大きくなった42mmモデルを買うと思います。本体サイズが変わらないので購入済みのバンドをそのまま引き継げるのは嬉しいです。ただこれ以上の大画面が要らないというユーザーがサイズダウンする場合、バンドが引き継げなくなってしまいます。ここは少し不便というか不都合な点かもしれません。
一枚の板になったiPad
持ち運びを想定しない用途でiPadを使うなら、大画面の方が快適です。12.9インチは本体サイズが少し大きいと感じたのですが、10.5インチのiPad Proは本体、そして画面は大き過ぎません。この現行10.5インチ iPad Proと本体サイズは同じまま、ホームボタンを廃止してベゼルを狭くすることでiPad Proの画面は11インチへとサイズアップします。また12インチのiPad Proは本体サイズを小さくして12インチのディスプレイサイズを実現します。
動画コンテンツを見る、ARアプリを楽しむ、絵を描く、文章を書く、写真を見る、編集する。ベゼルが細くなることでこれら用途で快適に使えるようになるでしょう。特にARアプリは現実との境界線であるベゼルが細くなり、進化したARKit/a>との組み合わせで一層の没入感が得られるはずです。iPad Proはそう頻繁に買い換えるものではないのですが、次に買うならもちろん狭いベゼルのiPad Proになるでしょう。
画面が大きくなるだけでなく、ホームボタンが廃止され、四辺が均等なベゼルとなることでiPadは一枚の板のようなデバイスになります。これは一つの完成形だと思うので、早く実物を手にとって見たいです。