今日は総務省が基地局の免許情報を更新する日でした。最近の携帯電話関連の基地局情報で注目しているのが各社のLTEで下り最大100Mbps超となる免許情報です。この点ではKDDIとドコモが免許数を増加させてエリア拡大競争を繰り広げています。
その一方でソフトバンクは関東地方のごく一部で下り最大112.5Mbps（iPhone, iPadでは100Mbps）のエリアを構築しただけに留まっていました。どういう方針で拡大させていくのか見えてこなかったのですが、今回の更新で新たに東京23区内に4ヵ所の112.5Mbps基地局を設置しています（検索結果）。
現在、23区内でLTEの下り最大100Mbps以上のサービスを提供できているのはドコモだけですが、それにソフトバンクが続くのでしょうか。そういえば江東区での免許で思い出しましたが、12月末に開催されたコミックマーケット（江東区の東京ビッグサイトで開催）で112.5Mbpsの電波が確認されたというTwitterでのつぶやきもあり、ここでの混雑対策のための免許なのかもしれません。
ただソフトバンクが混雑するイベントに合わせて機動的に免許を取得して高速LTEサービスを行なっているとすれば、非常に興味深い方向性だと思います。