Appleが現在のApple TVよりも安くて、おそらく機能が抑えたApple TVを検討しているとネットメディアが伝えています。低価格なApple TVはChrome CastやFire TVのようなHDMI端子に直接差し込む端末が想定されており、来年にも始まるとされるAppleの動画ストリーミングサービスの裾野を広げる役割を担うとされます。
tvOSアプリはまだまだ
第4世代のApple TVからtvOSアプリを専用のApp Storeからインストールできるようになりました。ただアプリの開発はそれほど活発ではなく、Apple TVの特徴を生かしたアプリというのは殆どありません。結局、NewtflixやYouTubeのような動画配信サービスのアプリばかり使っている印象です。
それなら一部の機能を省略(動画や音楽配信に特化?)して簡単に設置できて、格安なApple TVがでても悪くはないかもしれません。AmazonのFire TVやGoogleのChrome Castは3,000円から5,000円程度で販売されています。4K動画の再生が可能なFire TV Stick 4K
動画配信は来年スタート
今回の低価格なApple TVの発売計画は明らかに来年にも始まるとされる動画ストリーミングサービスの拡大を意識しています。Appleはオリジナル動画コンテンツを自社製品ユーザーに無料で配信する一方で、各種動画配信サービスを横断的に利用できるプラットフォームを提供すると伝えられています。
世界中に大量に存在するiPhoneやiPadのユーザー向けのサービスとして大いに発展する可能性はありますが、やはり動画配信というサービスの性質上、自宅リビングでの視聴環境の有無がサービスの成否を左右することになるでしょう。低価格なApple TVはそこで大きな役割を果たせるのではないでしょうか。