NetflixがiOSアプリを更新し、動画を10秒送りするボタンを追加しています。YouTubeやAmazonプライム・ビデオには実装されているボタンがNetflixにも付いたことで、より便利に使えそうです。
これまではシークバー頼み
Netflixには10秒戻しボタンは昔からついていましたが、なぜか10秒送りボタンはついていませんでした。そのためこのシーンを飛ばしたいって時にはシークバーで適当なところまで送ってから、10秒戻しボタンで微調整ってことをよくやっています。作品の一部を飛ばして再生することに抵抗のある人もいそうですが、僕としては作品中に不自然に入ってくる過剰なお色気シーンは飛ばしたいので、今回の更新による10秒送りボタンの実装はありがたいです。
Netflixはすでに動画コンテンツ、動画文化全体を牽引するプレイヤーの一つです。Netflixが今回10秒送りボタンを実装したことで、コンテンツ側も不必要なシーン、無駄に長くて説明的なシーンなどを出来るだけ飛ばされないように工夫して改善していく必要が出てくるかもしれません。アプリに付加された一つの機能がコンテンツ制作にも影響を及ぼしていく可能性はありそうです。
iTunes経由で少し安い
Netflixは先日の値上げ後、ベーシックプランが月額800円、スタンダードプランが1,200円、プレミアムプランが1,800円となってしまいました。しかしApple TV(iOSアプリ)から契約することでApple向けのプランとなり、なぜかベーシックが700円、スタンダードが1,050円、プレミアムが1,550円と安めに設定されています。先日始まったYouTube PremiumではiOSアプリからの契約では割高になっていたのですが、Netflixはその逆でiTunesでの購読管理すれば月額料金が少し安い状態が続いています。
いつか改定されるかもしれませんが、月々100円から250円でも節約したいなら、iTunes経由での契約がいいでしょう。