調査会社IDCのレポートでApple Watchをはじめとするウェアラブル端末の出荷台数は堅調に推移しており、メーカー別にみた場合XiaomiとAppleが市場の成長を牽引していることが明らかになりました。 またAppleの好調さの背景にはApple Watch Series 3の堅調な出荷数があり、セルラーモデルを用意したことで用途が広がり、ウェアラブル端末全体の普及にも貢献したとされています。(Apple Watch Series 3 helped drive wearables industry growth in Q3, IDC says)
Series 3、4は併売中
Apple Watch Series 3は初めてセルラー通信に対応したことで一気にApple Watchの用途を広げました。iPhoneから独立して単独利用が可能になったことでジョギングやサイクリング、ウォーキング、トレッキング、スキーなどにiPhoneを持っていく必要がなくなりました。エクササイズ管理が可能だけでなく、電話、メールやメッセージサービスもiPhoneなしで使え本当に便利になりました。
このSeries 3から大幅に進化したのがSeries 4です。3と4を比較すればもちろん圧倒的に4が快適なのですが、3でも十分に使えるレベルです。4に新機能として搭載された心電図測定機能は日本では当面使えないとされており、大画面にこだわらなければSeries 3でも十分にApple Watchの便利さを体感できます。現在、AppleはSeries 3とSeries 4を併売しており、Series 3は比較的安い価格で購入できます。
Apple Watch最初の一台としてその便利さを試したいならApple Watch Series 3でも十分だと思います。
セルラーかGPSか
Apple Watchを購入する際に選択しなければいけないのがセルラーモデルにするか、GPSモデルにするか、です。個人的にはセルラーモデルをオススメするのですが、Apple Watch Series 3を1台目のApple Watchとして試してみるならGPSモデルでもいいかもしれません。最初はiPhoneとペアで使ってApple Watchの便利さを確かめつつ、こんなことができれば、あんなことができればとと考える中に「単独利用」があれば、次の買い替えでセルラーモデルを購入すればいいと思います。
がっつりApple Watchを使い込んでいくとセルラーモデルが欲しくなるとは思うのですが、生活スタイルによってはGPSモデルでも十分な場合もあるでしょう。用途がはっきりしない中で、いきなり1万円ほど高いセルラーモデルを購入し、月々の通信料を支払うのは少しリスクがある気がします。