Apple Watchの睡眠トラッキング機能には期待

Apple Watchは装着中にモーションセンサー光センサーを用いて、脈拍や活動の記録し続けているのですが、現行のApple Watchでは正確な睡眠状態の追跡(記録)はできないとされています。この睡眠状態の追跡機能が2020年までにApple Watchに搭載されると報じられています。

睡眠で悩む人は多い

Apple Watchは様々な健康に関するデータを収集していますが、睡眠に関してはこれまで十分な情報を集められていませんでした。しかし眠れない、朝起きられない、夜中に目が醒めるなど睡眠に関する悩みは多くの人が持っています。その悩みを解決するきっかけとしてApple Watchの睡眠追跡とそのデータ分析には期待したいと思います。

Apple Watchで睡眠状態を追跡することができれば、朝の心地よい目覚めのタイミングにアラームを鳴らす(Apple Watchを振動させる)ことが可能になります。また質の高い睡眠がとれているか、規則正しい生活ができているかなども長く記録を続けていくことで判明するでしょう。健康な人もより健康に過ごす意味で睡眠状態の追跡データは重要になってきそうです。

充電の問題を解決か

Apple Watchユーザーの多くは睡眠時間に時計を外し、充電台にセットすることで次の朝に100%の充電状態から1日をスタートするという使い方をしています。しかしApple Watchを睡眠中にも使うとすればこの習慣は崩れてしまい、どこかでまとまった充電時間を確保する必要があります。充電方法や充電効率について大きな進歩がない限り睡眠追跡機能は実用的ではなさそうです。

ただ15分の充電で48時間使える、または太陽光発電対応ベルトの導入などがあれば充電のことを気にする必要が少なくなり、寝ている間にApple Watchを装着し、睡眠状態の追跡などが可能になるでしょう。もしApple Watchで睡眠追跡が可能になるとすれば、このような進化が訪れる可能性は十分にあると思われます。この点にも期待したいと思います。