wachOS 5.2でヨーロッパでもApple Watchの心電図機能が使えるように！？

本日リリースされたiOS 12.2内にApple Watch Series 4の目玉機能である心電図機能がアメリカ以外の国でも使えるようになりそうな文書が発見されたと報じられています。ヘルスケアアプリの設定内に「（アメリカ以外の地域では）iOS 12.2とwatchOS 5.2の組み合わせで心電図アプリが使えるようになる」との記述があるようです。

ヨーロッパで利用可能に？

iOS 12.2のヘルスケアアプリ内から発見されたとされる記述は「ECGアプリは、watchOS 5.2を搭載したApple Watch Series 4で、iPhone 5s以降、およびiOS 12.2以降と組み合わせて使用​​できます。」と書かれているようです。私はこの記述を発見できなかったのですが、この記述があることでwatchOS 5.2の公開とともに、アメリカ以外の国で使えるようになるとの観測が浮上しています。

この記述とともにヨーロッパの規制に準拠しているマークも発見されており、心電図機能がまもなくヨーロッパでも使えるようになると予想されています。watchOS 5.2は今週後半にもリリースされると考えられており、Apple Watch Series 4発売から約半年でアメリカ以外の地域にも心電図機能が解放されることになりそうです。

日本では？？？

しかし日本で心電図機能が解放されるかは不明です。医療機器の認証、販売などの手間を考えると日本で心電図機能を使うのはほぼ不可能とする記事も出ています。医療での利用を前提とした機能でなければ心電図（のようなものが記録できる）機能を日本でも公開することは不可能ではないかもしれません。しかしAppleはApple Watchを健康管理デバイスとして位置付けており、そこに妥協が入る可能性は低そうです。

私も心電図機能を使ってみたいのですが、今回の提供地域拡大で日本でも使えるようになる可能性は低いと考えています。どうでしょうか、ほんの少しだけ期待してwatchOS 5.2を待ちたいと思います。