iPod touch 最新モデル登場! A10 Fusionチップ搭載、256GBも選択可能

Appleは突然iPod touchの最新モデルを発表しました。発表されたiPod touchはA10 Fusionチップを搭載し、最大で256GBのストレージも選択できるようになり、ARアプリが楽しめ、大容量コンテンツも容量を気にせず保存できるようになりました。

噂にはあったが

iPod touchの新モデルが出る」、この噂は3月のスペシャルイベント前に多くのネットメディアの記事になっていました。しかし3月のイベントでも発表されることはなく、噂自体が忘れられていたのですが、AppleはどうやらiPod touchのことを忘れていなかったようです。突然発表された最新のiPod touchは4インチディスプレイを旧モデルから引き継ぎつつも、性能面ではiPhone 7に搭載されたチップを採用してARアプリの作動も可能になっています。

音楽を楽しむiPodから進化したiPod touchは音楽だけでなく動画やアプリ、写真撮影も楽しめるというコンセプトの製品でしたが、旧モデル(A8チップ搭載)は性能面でこのコンセプトを十分に体現できる製品ではなくなりつつありました。そこに登場した最新のiPod touchは性能を向上させることで今の大容量コンテンツの保存、高い処理能力の必要なアプリの作動を実現し、iPod touchのコンセプトをしっかり継承しています。

iPhone SE(第2世代)に繋がるか

4インチディスプレイ搭載のiOSデバイスといえばiPod touchiPhone SEです。今回はiPod touchで新モデルの発表があったのですが、根強い人気を誇るiPhone SEの新モデル発表に繋がるかもしれません。iPhone SEは何度も何度も「新モデル登場」という噂が流れては、否定され、という過去があるだけに安易に期待することはできませんが、Appleが4インチディスプレイを見捨てていなかったという事実は、iPhone SE(第2世代)の登場に少しだけ期待してもいいかもしれません。

現在、AppleはA10 Fusionチップ搭載のiPhone 7を販売しており、iPhone SEはApple取扱店での販売という扱いになっています。9月のiPhoneのモデル更新に伴ってiPhone 7がAppleの販売リストから消え、iPhone SE(第2世代)が登場するとい流れも考えられなくはありません。