ビッグイベント前に新モデル2つを発表 WWDCへの期待高まる

Appleは5月28日にiPod touchの新モデルを発表し、先週発表されたMacBook Proの最新モデルと合わせて2つのハードを来週のWWDCを前に発表した形になりました。この2つをWWDC開催前に発表したことで、これ以上のサプライズをもたらすハードウェア、ソフトウェア、サービス、プラットフォームの発表に期待ができます。

WWDC

意外だったiPod touch

AppleがiPod touchの新モデルを開発中という噂は2019年に入って度々報じられてきました。しかしここまでiPhoneが普及し、iPod touchへの需要も少なくなりつつある現状でAppleが敢えて新モデルを投入するかは疑問なところもありました。しかし昨日、サプライズ的にiPod touchの最新版をリリースし、根強いiPodファンへの期待に応えました。

iPod touch

iPod touchの新モデル投入はある程度のサプライズであり、大きな舞台で発表されてもおかしくはないものでした。ただWWDC(世界開発者会議)での発表は少し場違いな感じもするので事前発表が妥当だったのかもしれません。しかしこのサプライズ発表のおかげで、WWDCの基調講演で発表される新製品、新機能、新サービスへの期待が高まっています。

Mac Pro、6Kディスプレイ

AppleはiPod touch以外にも長く更新されていなかったMac miniの新モデルを昨年発表し、今年に入っても同じくもう更新されないとも言われていたiPad miniの最新モデルを発売しました。この流れからいくと2016年末に発売されて以来、モデルチェンジの行われていないMac Proの発表がWWDCであってもおかしくはありません。

6K

Apple製の6Kディスプレイの想像図

Mac Proは開発者やクリエイターが必要とする最高のスペックを装備しており、WWDCでの発表にピッタリの新製品です。またMac Proに接続して最高の表現力を発揮する6Kディスプレイも発表されるかもしれません。Appleが6Kディスプレイを開発中との噂も多く出回っており、このディスプレイもWWDCの参加者にとって魅力的なものになるでしょう。両製品ともかなりハイスペックで高価格の製品になると思われますが、WWDCでの発表に期待したいと思います。

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