Pokemon Goの運営を行うNianticは7月1日以降、Apple WatchからPokemon GOにアクセスできなくなると案内しています。Apple Watchを単独で使う機会も多くなってきたところで残念な発表です。
できることは限られていたが
現在、Pokemon GOのApple Watchアプリでは歩行距離のカウント、ポケストップでのアイテム獲得、ポケモン出現の確認などができます。しかしポケモンの捕獲やレイドバトルなどはApple Watchからはできません。Pokemon GOがApple Watchに対応した時はこれだけできれば十分だったのですが、それ以降、Pokemon GOは遊び方を大きく進化させており、Apple Watchアプリは物足りないものになっていたのも確かです。
また「いつでも冒険モード」が実装され、Pokemon GOアプリを起動しなくても、Apple Watchで計測した歩行距離がヘルスケアデータと連携してそのままアプリ内に反映されるようになり、Apple Watchアプリの存在感はかなり小さくなっていました。これら理由でApple Watchアプリへのアクセスはかなり減っていたと思われ、今回の対応停止に繋がったのではないかと予想されます。
個人的にもApple WatchでPokemon GOを遊ぶ機会はかなり減っていたので、今回のサービス停止の影響は全く受けることはなさそうです。しかしApple Watchでできることを拡大させて、アクセスするユーザー数を確保するよりもサービス停止が選択されたことは少し残念です。最近は有力アプリがApple Watchの対応を取りやめる動きが無くなっていたので安心していたのですが、今後、またApple Watchアプリ対応終了を発表する企業が増えないか、そこは心配なところです。