Bloombergが今年から来年にかけてAppleが発表する製品の予想を掲載しています。その中にはずっと噂になっている廉価版HomePodとノイズキャンセリング機能付きのAirPodsが含まれています。
廉価版で巻き返し?
本日、8月23日からAppleはHomePodの販売を日本でも始めます。しかしアメリカなどのHomePod先行販売国では現行モデルは発売から1年半が経過し、すでにモデルチェンジが視野に入る時期になっています。発売から2年にあたる2020年初頭にもHomePodの新モデルが登場し、それに合わせて廉価モデルが追加されるのは自然な流れに見えます。
HomePodは299ドル(発売時は349ドル)で販売されており、他社のスマートスピーカーより高い価格設定になっています。このことがHomePodの販売数伸び悩みの原因の一つとされており、価格が見直される可能性は大いにあります。ちなみに現行モデルには7つのラウンドスピーカーが搭載されているのですが、廉価モデルでは2つに削減されるとBloombergが報じています。このモデルは価格を抑えるために音質を落としたエントリーモデルと位置付けられるのでしょう。
ノイズキャンセリング機能
BloombergはAirPodsの新モデルも2020年内に発売されると予想しています。AirPodsは今年の春に「Hey, Siri」に対応した第2世代のAirPods
高機能になったAirPodsの価格は300ドルを超えると予測されており、現行のAirPodsとは用途やターゲットが異なる製品になりそうです。カジュアルに音楽をiPhoneで楽しむAirPods、高音質で静かに音楽を聴く高機能AirPods、エクササイズ中にも快適な再生環境を確保するPowerbeats Proと完全ワイヤレスイヤホンも用途によって使い分ける時代になるのかもしれません。