iPhone SE(第2世代)のユーザー、26%がAndroidからの乗り換え、30%が古いiPhoneからの買い替え

今年4月に発売されたiPhone SE(第2世代)は手頃な価格と標準的な機能、十分な性能を備えたスマートフォンとして評価されています。そのiPhone SE(第2世代)を支えているのはAndroidスマートフォンからの乗り換えユーザーとiPhone 6s以前の機種からの機種変ユーザーだったことがわかりました。

ライトユーザー取り込みに成功

iPhone SE(第2世代)は低価格、標準機能、高性能の3つをバランスよく備える機種として初代と同様に多くのユーザーに支持され、販売台数ランキングでも上位を独占しています。特にライトユーザーから多く支持されていると考えられ、iPhone SE(第2世代)を購入したユーザーの約30%が4年以上前のiPhoneを使っていたユーザーだったとの調査結果が公開されました

また同調査では26%はAndroidスマートフォンからの乗り換えユーザーだったとしています。結果として古いiPhoneでも気にしない(最新の機能に拘りの少ない)ユーザー層、AndroidスマートフォンかiPhoneかにそれほど拘りのないユーザー層への販売が同機種の好調さを支えていることになります。

iPhone SE(第2世代)の発売当初から予想されていた通り、初代と同様にライトユーザーの取り込みに成功していることが数字でも裏付けられた形です。またこうした調査からiPhone SE(第2世代) の販売好調がiPhone 12の売り上げに影響を与えにくいことも指摘されており、AppleにとってiPhone SEはiPhoneのラインナップの中でも重要な存在になっていると考えられています。おそらくiPhone SE(第2世代)息の長い製品になるでしょう