GmailのiPad向けアプリがアップデートされ、iPad(iPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air 2以降、iPad mini 4)で使えるSplit Viewに対応しました。これで画面を分割し、もう一つアプリを起動しつつメールを書いたり、チェックしたりができるようになりました。
添付ファイルで便利
Split Viewは画面の左右で違うアプリを開きつつ、双方で作業を進めることが可能です。Gmailがこの機能に対応したことで、WebサイトやPDFファイルの記述を参考にメールを書いたり、コピペした文章を貼り付けあたり、写真アプリから直接ドラッグ&ドロップで写真を添付したりが可能になりました。これまでは一旦Gmailアプリを閉じてサイトを見る必要があったので、操作は大幅に簡略化されます。
iOS 14からはユーザーがどのメールアプリをメインに使うかを設定できるようになります。Gmailは様々な機能や、他のサービスとの連携などでAppleのメールアプリよりも使いやすく、Gmailをデフォルトアプリに指定するユーザーは多く出てくるでしょう。そうした時にAppleのメールアプリと同様にSplit Viewが使えるようになっているのは重要だと思います。
特に最近はiPadをノートブックPCのように使うことが多く、作業効率を高めるためにSplit Viewの出番は多くなっています。これからさらに多くのアプリがSplit Viewに対応していくことでiPadはさらに便利になっていくと考えます。