ドコモの下り最大375Mbps、次のiPhoneは対応するのか、しないのか

本日、3月2日にドコモはネットワークに関する説明会を開催し、下り最大375MbpsとなるLTEサービスを6月にも提供すると発表しました。

300Mbps超に対応するのはAQUOS ZETA SH-01H

現行機種でこの300Mbpsを超える通信速度に対応するのはAQUOS ZETA SH-01Hのみです。ドコモはこれから対応機種を発表していくことになります。

そこで気になるのがiPhoneです。次期iPhone(iPhone 7)は375Mbpsに対応するのでしょうか。かなり微妙です。

次期モデルの仕様確定はこの次期

iPhoneは新モデル発売と並行して次期モデルの開発が本格化します。試作品の作成から始まり、ちょうど今頃に次期iPhoneの仕様が確定します。この次期にドコモが下り最大375Mbpsのサービスを発表したことは次期iPhoneの375Mbps対応に含みをもたせます。

しかしiPhoneは最先端の通信技術を採用することに積極的ではありません。世界中で同一モデルを大量に販売するため、Appleは安定して使えることがはっきりした技術をiPhoneに搭載する傾向が強くあります。一旦リコールとなれば、多大な損失を被るためと思われますが、iPhoneは通信技術に関しては大きな冒険をしません

ライバルGalaxy S7は?

iPhoneのライバルであるGalaxy S7は下り最大450Mbpsに対応します。詳しい対応キャリアアグルゲーションの組み合わせは不明ですが、日本でも300Mbps以上の通信速度に対応する可能性はあります。

そしてiPhoneはGalaxyの通信速度を1年ほど遅れてキャッチアップしてきました。今回も通信速度はGalaxy S7に譲り、iPhone 7はiPhone 6sと同等の300Mbpsにとどまるのではないでしょうかl

総合的に判断すれば、次期iPhoneも下り最大300Mbpsまででもっと速くなるのはiPhone 7sからと予想します。