今日の16時01分からiPhone SEと9.7インチiPad Proの予約が始まります。どちらもほどほどに売れる商品だと思いますが、ターゲットが異なるのも事実です。9.7インチiPad ProとiPhone SEはどちらが先に売り切れるでしょうか。
iPhone SEのターゲットは
4インチのiPhoneという位置付けはiPhone 5sからの買い替え需要に応えたものとAppleも認めています。買い替え需要に応える商品は発売日に大量に売れるというよりも、買い替え時期に達したユーザーにゆっくり売れていくと思われます。
僕のように新しいiPhoneをとりあえず試したいユーザーにも一定の需要はあると思われます。しかしそうしたユーザーは半年前にiPhone 6/6 Plusを購入済みです。頻繁にiPhoneを買い換える、買い足す人はそれほど多くないと思われます。
発売直後のiPhone SEの売れ行きは、通常の最新iPhoneのような瞬発力はないはずです。Apple Online Storeでも長い時間在庫がある状態が続くと予想します。
初動は9.7インチiPad Proが強い?
一方で9.7インチiPad Proは新しいコンセプトの商品です。スタンダードな9.7インチサイズに高性能・高機能を詰め込んだモデルです。いかにも新しいモノが好きな人たちを惹きつける商品だと思います。新しいモノ好きは発売日に買いたい人たちでもあります。
また12.9インチiPad Proを購入したものの、大きくてちょっと不便、少し重いと感じていた人が乗り換える需要も予想されます。それ以外にも12.9インチは少し大きいから購入を見送っていた人たちにも、9.7インチiPad Pro十二分に訴求できる商品です。
これらを考慮すると、製造数量の関係もありますが、9.7インチiPad Proの方が早く品薄になってしまうと予想します。