Apple Watchの心電図機能、日本での利用に道筋

本日、9月4日付でAppleが独立行政法人医薬品医療機器総合機構から「家庭用心電計プログラム」と「家庭用心拍数モニタプログラム」の承認を得たことが確認されました。

watchOS 7に期待

Appleは6月に海外の医療機器メーカーとして同独法に登録済みであり、Apple Watchの心電図機能の解放に向けて動いていることが確認されていました。その後、7月には医療機器の一般名称区分として「家庭用心電計用プログラム」が追加されるなど、Apple Watchの心電図機能解放への作業は着実に進んでいたようです。

そして本日、Appleが9月4日付けで「家庭用心電計プログラム」と「家庭用心拍数モニタプログラム」の認証を得たとTwitter上に複数の情報が流れ、承認情報を掲載するサイトにも両機能が承認されたとの情報が表示されています。

ちなみにこの時期に認証を受けたとすれば、早ければwatchOS 7で心電図機能と心拍モニタ機能が使えるようになると考えられます。watchOS 7はこの秋リリース予定となっていますが、iPhoneの発表イベントがいつ開催されるかによって、リリース時期が大きく前後する可能性はあります。早ければ今月中にwatchOS 7はリリースされそうなのですが、遅ければ10月になるかもしれません。

なお両機能はApple Watch Series 4以降から使えるようになっており、既に海外では多くのユーザーの病気の前兆を捉えるのに役立っています。