AppleがApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、Apple News+、iCloudストレージといった月額料金の発生するサービスをまとめて契約できる制度をまもなく開始するようです。この制度はApple Oneと名付けられ、おそらく単独で契約するよりも月額料金が抑えられると予想されています。
9月15日のイベントで発表？
アメリカのネットメディアがAndroidスマートフォン向けに配信されているApple Musicアプリの内部表記から月額サービスをまとめて契約できるApple Oneの存在を確認しました。Apple Oneの存在は以前から噂されていたのですが、具体的な証拠が確認されたことでこの制度がもうまもなく始まると予想されています。
Appleは9月15日（日本時間16日未明）に新製品発表イベントを開催します。この場でApple Oneが発表される可能性が高まってきました。ただ、まとめて契約する制度の開始には各アプリの更新などが必要な可能性もあり、iOS 14の公開を待つ必要があるかもしれません。
どのくらい割引に？
今、日本で使えるAppleの月額サービスはApple Music（980円）、Apple TV+（600円）、Apple Arcade（600円）、iCloudストレージ（130円〜）です。この中から必要なサービスをピックアップしてApple Oneにまとめれば、多少の割引が受けられると考えられます。
今の私の契約はApple Music（980円）、Apple TV+（無料期間終了後600円）、iCloudストレージ（200GB、400円）です。合計1,980円を毎月支払うことになるのですが、これをApple Oneにまとめると約17％割引となる1,650円くらいになるのではないでしょうか。
約17％割引という数字は年間契約の割引率と同等であり、あまりサービスや製品の料金を割引かないAppleでも現実的な数字だと思います。