16日未明に開催されたAppleのオンライン発表イベントでは新製品以外にもいくつかのサービスが発表されました。その一つがApple Fitness+です。
サブスク型フィットネス機能
Apple Fitness+は月額9.99ドルを支払えば有効にできるApple Watch、iPad、iPhone、Apple TVのフィットネス機能です。iPhoneやiPad、Apple TVでトレーナーの像を見ながら一緒にエクササイズができ、画面にはApple Watchで測定した心拍数や消費カロリーなどが表示され、より目標に向かって頑張れる仕組みになっています。
多数のトレーナーと多数のエクササイズが用意されており、新型コロナウイルスの蔓延でトレーニングジムから足が遠のいた人たちも自宅や公園でエクササイズをするのにぴったりな機能となっています。トレーナーに励まされながらトレーニングできることで一人でも最後まで頑張れるようになっています。
これまでもエクササイズアプリはたくさんあったのですが、それらアプリではまだトレーニング時間が残っているのに途中で疲れてやめてしまうことも多くありました。Apple Fitnes+ではトレーナーが叱咤激励しながら引っ張ってくれて途中で止めることも少なくなるでしょう。
日本では未定か?
Apple Fitness+はオンラインイベントで発表されたものの、日本のAppleのWebサイトには何も掲載されていません。おそらく日本でのサービスインについてはまだ時期などの具体的なことは決まっていないのでしょう。画像を見る限りコンテンツは全て英語で制作されており、すぐに日本で利用できないのも納得です。
日本で利用できるようにするには字幕翻訳、もしくは吹き替えが必要になるのは確かです。翻訳ならそれほど時間はかからなそうですが、それより一歩進めて日本人トレーナーによる映像制作が行われるなら半年程度の時間は必要かもしれません。
アメリカでApple Fitness+が成功すれば、それほど遠くない将来、日本でも利用可能になると期待しています。