AirTagのファームウェアが修正されています。バージョン番号(1.0.276)は前回アップデートされた時から変更されていないのですが、ビルド番号が変わっているようです。この修正で何が変更されているかはイマイチはっきりしません。
8時間から24時間
AirTagは前回のファームウェアアップデートで持ち主のiPhoneから離れた際に8時間経過すると、ランダムに設定された時間で警告音が鳴る仕組みになりました。それまでは持ち主から72時間離れるまで警告音が鳴らなかったのですが、このアップデートでより人を追跡しにくくなったと言われています。
そして今回、このファームウェアが微妙に修正されました。特に大きな変更点はないと考えられ、何らかの不具合・不安定さが解消されたと予想されています。しかしAirTagのビルド番号を確認する手段がないため、一般ユーザーが今回のファームウェアのアップデートを知ることはできないようです。なぜこのようなアップデートとなったのか、何が変更されたのか、よくわからないファームウェアのアップデートなのは確かです。
なおAirTagは現在も在庫が豊富にあるという状況になっていません。Apple Online Storeでは注文から「1〜2週で出荷」と表示されており、Amazonでも「在庫切れ、入荷時期未定」となっています。爆発的に売れるアイテムではないものの、AirTagにはAppleが考えていた以上の堅調な需要があるのかもしれません。