iOSアプリの多くは動画再生時に他のアプリを開くと画面を小さくして再生を続けつつ、他のアプリを利用できる「PinP機能」に対応しています。しかし最も人気のある動画アプリ、YouTubeはこの機能をPremium会員しか利用できない用にしていました。この制限が外れるようです。
まずアメリカで開放
YouTubeはアメリカの全てのユーザーがiOS 14から搭載されているPinP機能を利用できるようにするとネットメディアにコメントを出しました。日本のユーザー(アメリカ以外のユーザー)の扱いがどうなるかは不明ですが、おそらく近い将来、全世界の全てのユーザーに対してPinP機能が解放されることになると予想されます。
これまでPinP機能はPremium会員限定の機能だったのですが、YouTube側で方針の転換があったようです。過去には一時的にPinP機能やバックグラウンド再生が一般会員でも使える状態になっていたのですが、Premium会員専用の機能とするため、一般会員には制限がかけられたこともありました。
今回の変更で「広告なし」を求めるならPremium会員、「広告を見てもいい」なら無料会員という単純な区別に戻るのでしょう。 YouTube内でどのような方針転換があったのかは不明ですが、一般会員にとってYouTubeアプリが使いやすくなるのは確実です。