Appleは新製品発表イベントでiPadとiPad miniの新モデルを発表しました。iPadはこれまで通り、低価格で販売されるモデルとして、iPad miniはデザインを一新してiPad Airと同じデザインとなりこれまで通り持ち運びしやすいiPadとして機能と性能がアップデートされました。
39,800円から
新しいiPadはこれまでのiPadと同様に低価格モデルとして39,800円(税込)からの価格設定で販売されます。この価格ながら普及しているChromebookよりも格段に高性能であることが強調され、子供の学習用にぴったりなタブレットであることが強調されています。Apple Pencilに対応したことも学習用としてのモデルを意識したものかもしれません。
さらにiPad Proに搭載されているセンターフレーム機能が搭載され、ビデオ通話やオンライン授業、オンライン会議でより使いやすくなっていることもiPadの特徴でしょう。このタブレットが39,800円、学生(学割)価格では36,800円からの価格設定というのはiPad普及の大きな武器になるでしょう。
デザイン一新
iPad miniは第4世代以降、Apple内で新しいモデルを投入しない方針となっていました。しかしこのサイズのiPadには根強い需要があり、Appleもこの需要に押される形でiPad mini(第5世代)を投入しました。この第5世代の発売から2年、今回第6世代でデザインは一新され、iPad Airと同じデザインとなっています。
Touch IDセンサーもiPad Airと同様に電源ボタンに内蔵されており、ホームボタンを廃止したことでディスプレイサイズは7.9インチから8.3インチに拡大しています。またセルラーモデルは5G通信に対応して超高速データ通信も可能になりました。小さな筐体で簡単に持ち運びできるiPadとして幅広い活用方法が想定されます。
なお上記2モデルのiPadは15日から予約開始で来週発売となります。