M2搭載MacBook Air購入はiPadOS 16の完成度を確かめてからでも遅くはない

Appleは明日、7月15日に新しいMacBook Airを発売します。現行のM1チップ搭載MacBook Airよりさらに性能を向上させており、エントリーモデルという位置付けに止まらず、一般的なユーザーの使用方法には十分な性能を提供できる機種となります。しかし新しいMacBook Airに急いで飛びつかないのもひつとの選択肢かもしれません。

iPadOS 16の進化

画像処理や映像編集などMacの処理能力を存分に使うユーザーにとっては、M2チップ搭載のMacBook Airの性能は物足りないものに見えるかもしれません。しかしそれ以外のユーザーにとってM2チップ搭載のMacBook Airは必要十分というか、十分な性能になるでしょう。そうしたユーザーにとってノートブック購入の最初の選択肢になるのがMacBook Airであり、実際にMacBook Airはたくさん売れる機種になると予想されます。

しかしM2チップ搭載のMacBook Airを購入するユーザーにとって、同様にM2チップ搭載のiPad Airも十分な性能を提供してくれるのではないでしょうか。もちろんMacBook Airのように使うにはMagic Keyboardは必須ですが、iPadとMagic Keyboardの組み合わせでかなりノートブックに近い使い方が可能になります。

またiPadOS 16ではステージマネージャ機能でマルチタスクがより使いやすくなるとされます。これまでマルチタスクの使いやすさがiPadとMacBookを分ける大きな点であったため、両者の差はステージマネージャの登場で大きく縮まると予想されます。そう考えると、もし十分な性能のiPadを持っているならiPadOS 16の完成度を確認してからMacBook Air購入を決めればいいかもしれません。

なぜMacBook Airを注文したか

しかし私はM2チップ搭載のMacBook Airを注文しました。私が今使っているMacBookはバッテリーは消耗し、性能は時代遅れ、それだけでなく数年前にサポート対象から外れ、買い替えのタイミングをずっと探す状態でした。いつか新しいMacBookを買うなら発売直後に買った方がOSアップデートの対象機種としても長く使えます。秋まで様子を見るのも一つの選択肢ではあったのですが、タイミングを図っているうちにさらに円安が進み、また価格改定があるんじゃなかいかとの不安もありました。

iPadとMacBookの連携を確かめたいという意味もあり、MacBook Airを注文しました。5年くらいはこのMacBook Airを使うと思います。ただ将来的にはiPadだけでなんでも(少なくとも自分の用途の範囲内のこと)できるようになって欲しいとは思っています。