iPad Air(第5世代)と同時に購入したMagic Keyboardをさっそく試しています。これまでiPad Pro(10.5インチ)で使っていたSmart Keyboardに比べてMacBookのキーボードっぽくなり、より安定感のある印象です。
トラックパッドで快適
iPadといえばディスプレイにタッチして操作するのが最大の特徴なのですが、タッチ操作と文字入力の相性は悪く、文字入力の多い作業をするときにはキーボードが必須となります。Appleもこのことをよく理解していて、iPad向けにはMagci KeyboardとSmart Keyboardを用意しています。両製品の違いはトラックパッド搭載の有無なのですが、私はトラックパッド付きのMagic Keyboardを選択しました。
キーボードで文字を入力している手のポジションのまま、トラックパッドで画面内のカーソルを動かせるのは快適です。マウスとSmart Keyboardを組み合わせて使っていた時期もあるのですが、やはり手をキーボード上に残したまま、カーソルの操作できるのは本当に便利です。この操作方法が普段から慣れているMacBookの操作感に近いのも快適さの原因かもしれません。
角度はちょうどいい
Magic KeyboardはiPadの設置角度を調整できます。そこまで調整範囲は広くないのですが、私のちょうどいい角度はちゃんと範囲の中にありました。机にiPadを置きそれを椅子に座って操作する、この時の一般的な姿勢でMagic Keyboardを使うなら、もっと傾けたいと思うことはないでしょう。
角度によらず、キーボードを叩いているときにiPadは安定的に保持されており、大きく揺れることはありません。iPadに外付けキーボードを繋げて使っているというより、ノートPCを使っているような印象です。そのくらい安定感があります。
左右から充電可能
Magci Keyboardには左側にUSB-Cポートが設置されており、ここからiPadの充電が可能です。iPadは右側にUSB-Cポートがあり、Magic Keyboard使用時は左右どちらかも充電できることになります。これは短いUSB-Cケーブルしかない時、電源の位置が限られている時にとても役に立ちます。
細かい点ですがiPadは外(コーヒー店やファストフード店など)で使うことが多くて、左右どちらからも充電できるというのは嬉しいところです。
数字が打ちにくい
Magic KeyboardはiPadのカバーも兼ねており、キーボード自体のサイズも小さくなっており、打ちやすいキーボードではないのは確かです。さらに構造上、角度をつけると上の写真にもあるとおりiPadの下部が数字キーの上に迫り出してきます。この迫り出した部分が数字を打つ際に指と当たってしまう場合もあります。タイピング動作のクセも影響しているのかもしれませんが、これは困ります。
対策としてはiPadの角度を浅くすることで迫り出しをなくすしかないのかもしれません。ただiPadを見やすい角度とキーボードを打ちやすい角度が微妙に異なってしまうのは少し不便です。タイピングのクセを修正していく努力が必要なのかもしれません。