予約開始後にもたもたしてしまい、注文が遅れたため発売日から10日以上経過して、ようやくiPad Air（第5世代）が到着しました。M1チップ搭載でパワフルになったiPad Air、今まで使っていたiPad Pro（10.5インチ）とどのくらい違うのでしょうか。
パワーは桁違い
今使っているiPad Pro（10.5インチ）はA10チップ搭載で購入当初はパワフルな機種だったのですが、その後に出たM1チップ搭載のiPadシリーズに比べると性能には雲泥の差があります。「Geekbench 5」で調べたところiPad Pro（10.5インチ）が「シングルコア：802、マルチコア：2243」であるのに対して、iPad Air（第5世代）は「シングルコア：1716、マルチコア：7135」とかなりスコアに差がついています。
いつもiPad Pro（10.5インチ）で開くのに苦労していた共同作業管理用の巨大スプレッドシートもiPad Air（第5世代）ならあっさり開けることができます。他のアプリの起動もiPad Air（第5世代）は早く、これまで当然のように起動を待っていたアプリもあっさり開くことができてびっくりするほどでした。iPadに限ったことではありませんが、最新機種の性能には驚かされます。
音は軽め
iPad Pro（10.5インチ）は発売当時のフラッグシップモデルということもあり、スピーカーにもこだわりがあったようで、画面全体から音が聞こえるようになっています。また音質もよく、スタンダードなポータブルスピーカーを使うよりiPad Pro（10.5インチ）のスピーカーを使った方がいいと感じるほどです。しかしiPad Air（第5世代）はそこまで音がいい感じではありませんでした。
横向きにに持った時、画面の下半分から音がする感じがして、音質も全体的に軽めの印象です。本体スピーカーを使って音楽をじっくり聴くって感じではありません。一方でiPad Pro（10.5インチ）が対応していなかった空間オーディオには対応しているので、AirPods Proと組み合わせた時の臨場感は圧倒的です。AirPods Proで音を再生した時の方が、本体スピーカーを使うよりも自然な感じになるのは不思議です。
Pro Motionは非対応
iPad Pro（10.5インチ）はPro Motionに対応しており、滑らかな画面表示を実現しています。一方でiPad Air（第5世代）はPro Motionには対応しておらず、比べるとやはり画面をスクロールさせたときにカクカクした感じ（引っかかる感じ）になるのは確かです。これは分かっていたことでしたが、一度Pro Motionに慣れてしまうとやはり違和感を感じてしまいます。
おそらく1週間くらい使えばPro Motion非対応には慣れるのですが、比べてしまうとやはりiPad Pro（10.5インチ）のディスプレイの性能の良さ（Airへの変更で性能ダウンしたこと）が際立ちます。
とりあえずの第一印象をこの記事に書き、あとは通信（5G）を試し、Magic Keyboardの使い勝手を近いうちに書こうと思います。